Turbo HAMLOG for Windows
Windows7/8/10等x86系Windowsで動作する、Turbo HAMLOG for Windowsです。現在はDOS版の開発は終了し、このWindows版のバージョンアップが続けられています。入力ウィンドウの操作体系はDOS版を継承し、更にWindowsのGUIを得たことにより、操作性、機能の向上が図られています。DXにも対応し、ロングコールサインの入力も可能です。
入力ウィンドウでは、コールサインを入力すると、日付、時刻が自動挿入されます。入力項目は、RSレポート、運用周波数、モード、JCC/Gコード、グリッドロケーター、QSL発行、氏名、QTH、リマークス欄がありますので必要事項を入力します。
Turbo HAMLOGには日本全国とDXのQTH情報が登録されており、JCC/JCGコードあるいは市区郡町村の頭文字の入力だけでQTH欄に正確な住所を取り込むことが可能です。また、HAMLOGには入力を補助する機能として、コールサインを入力するだけでテキストデータを検索し、氏名、住所等を自動挿入する機能が装備されています。これにより、リアルタイムロギングの際のキーボード入力の手間が軽減され、よりQSOに専念できるメリットがあります。
その他、データの検索、wkd/cfm管理、QSLカード印刷、Rigコントロール、電子QSL、等豊富な機能を備えており、ログ入力から、QSL管理までトータルにご使用頂ける仕様となっています。初心者でも使いやすいユーザーインターフェースと、ヘビーユーザーでも満足する豊富な機能は多くのアマチュア無線家に認められています。
※サポートの終了したWindowsを使われる場合、一部正常に機能しない部分があります。
Turbo HAMLOG for DOS
MS-DOSの時代から愛用されているTurbo HAMLOGです。DOS/V機用、NEC98シリーズ用と、JG1VMD局の作成したFMR/Towns用差分があります。Windows版でも生かされている多くの機能は、非常に完成度が高く、またマシンパワーもそれほど必要としないことから現在でも多くのユーザーに使われ続けています。
1994年に第3回フリーソフトウェア大賞「特別賞」を受賞した経緯を持つ素晴らしいソフトウェアです。
ログソフトとして必要な機能の殆どを網羅し、その完成度の高さが「特別賞」受賞の大きな理由の一つと言えると思います。
Windows版の基本となったことからも判るように、入力のしやすさ、訂正の容易さは勿論のこと、検索スピードの素晴らしさは、数十万件のデータでも瞬時に検索してしまうほどで、使い込めば使い込む程その有効性が発揮されるHAM用データベースです。
DOSあるいはWindowsのDOS窓で動作しますが、設定には最低限のDOSの知識が必要です。エディターでconfig.sysやBATファイル等を書き換える程度の知識がない方にはお勧めできません。設定に自信のない方は迷わずWindows版をご使用下さい。